スキンケアコラム

2017.11.30更新

テレビや雑誌などでも目にすることの多くなった「プラセンタ」。もともと更年期障害などの治療薬とし利用されていた経緯があります。昨今では、その細胞を活性化する力に注目が集まり、アンチエイジングや美容にプラセンタを取り入れる方も増えています。


■そもそもプラセンタって何?
女性

テレビや雑誌などでも目にすることの多くなった「プラセンタ」。もともと更年期障害などの治療薬とし利用されていた経緯があります。昨今では、その細胞を活性化する力に注目が集まり、アンチエイジングや美容にプラセンタを取り入れる方も増えています。


■ヒト胎盤から抽出される安全性の高いプラセンタ
プラセンタ

プラセンタは、注射や内服薬やサプリメント、クリーム、化粧品などにも活用されていますが、注射で使用するものは、厚生労働省の認可を受けたプラセンタ製剤「メルスモン」と「ラエンネック」の2種類しかありません。日本国内において、ウィルスや細菌などの感染の有無を確認する血清学的検査、核酸増幅検査などのドナー・スクリーニングを実施。厳格な基準をクリアした満期正常分娩のヒトの胎盤のみを原料としています。
日本では50年以上のプラセンタ使用実績があり、重篤な副作用の報告はなく、厚生労働省の認可を受けていることからも安全であるといえます。ただし、プラセンタ注射以外のサプリメントや化粧品などでは、ウシ・ヒツジ・ブタなど、ヒト以外のプラセンタが使用されていることも少なくないようです。


■プラセンタの効果・効能
「更年期障害」「乳汁分泌不全」「慢性肝疾患(肝硬変・慢性肝炎)」(保険適応)などの治療薬として活用されてきたプラセンタは、細胞を活性化させる「成長因子」や「栄養因子」に富み、新陳代謝や基礎代謝低下の改善、ホルモン分泌や免疫機能の働きを整えるなど、本来、人間がもっている自然治癒力に働きかけ、アンチエイジングや美容などにも効果を発揮して注目を集めています。
-pickup-
【効果・効能】
◆肌荒れ・乾燥肌・ニキビ・シワ・たるみ
◆アトピー性皮膚炎
◆アレルギー性疾患
◆自律神経失調症・不眠症・うつ病
◆生理不順
◆肩こり・腰痛・ひざ痛・関節痛・筋肉痛
◆性欲減退
◆慢性疲労

投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

2017.11.30更新

時間を止めることができないように、歳をとることを止めることはできません。残念ながら、若さは永遠ではないのです。歳を重ねるほどに気になってくるシワやシミ、たるみなど… 肌の老化は避けられませんが、ちょっとした工夫で老化現象を緩やかにできる、美肌を保つポイントがあります。


■紫外線がお肌の光老化を招く
紫外線

「冬だから紫外線対策なんかしなくても大丈夫!」なんて思っていませんか。それは大間違い! お肌の老化原因の60~80%は紫外線などが影響する「光老化」といわれ、美肌にとっては大敵なのです。紫外線は年間を通じて降り注いでいるので、冬でも日焼け止めなどを使った日常的なケアが大切です。
紫外線には、主にUV-A波とUV-B波があり、皮膚の角質層を刺激して日焼けを起こすのがB波、光老化でお肌へのダメージがとくに大きいのがA波。UV-A波は肌の奥の真皮にまで到達する性質をもち、肌の弾力を失わせ、シワやたるみを引き起こす原因をつくります。紫外線からお肌を守るためには、シチュエーションにあったUV-A波、UV-B波を十分にカットできる日焼け止め選びが重要です(各PA値、SPA値が高いものほど効果が高い)。


■お肌の乾燥は美肌の天敵
お肌の老化を招くもうひとつの大きな要因が「乾燥」。乾燥は肌のカサつきだけでなく、シワやシミをつくる原因や毛穴を目立たせる原因にも。乾燥を予防するためには保湿を徹底することが重要です。顔を洗うときも熱過ぎるお湯は避けて、ぬるま湯でやさしく洗い、洗顔後には化化粧水や乳液、クリームなどで、うるおいを逃がさないようにしてあげましょう。
空気が乾燥する冬などには、加湿器などを利用して、お部屋自体の乾燥を防いであげることも有効です。


■栄養バランス・生活習慣が影響する酸化・糖化
栄養バランス

活性酸素により細胞の酸化が起こると、肌にハリを与えるコラーゲンの形成の乱れ、肌のターンオーバーの乱れなどを引き起こし、さまざまな形で肌に悪影響を与えます。糖化は、体内のたんぱく質が食事などによって摂取した糖と結びつき、劣化したたんぱく質(AGEs)がつくられ肌の色艶が悪くなるなどの影響をおよぼします。
どちらも栄養バランスの影響が大きく、カロリーや脂質が高いものは控えめに、ビタミンやミネラルなどを豊富にとることを心がけるほか、喫煙やアルコール、ストレス、睡眠不足など、生活習慣も影響していることが多いので注意しましょう。


■美しさをつかさどる女性ホルモン
女性ホルモンの一種であるエストロゲンの減少やホルモンバランスの乱れも、お肌の老化を引き起こすひとつの要因。エストロゲンは、女性らしさや美しさをつかさどる大切なホルモンですが、不規則な生活や睡眠不足、ストレスなど、些細なことでバランスを崩してしまいます。また、その分泌は28歳ごろをピークに、年齢を重ねるごとに減少していってしまいます。
個人差はありますが、更年期(閉経前後5年間)を迎える40代からは大幅にエストロゲンの分泌量が減少します。規則正しい生活を心がけるとともに、豆腐や納豆などの大豆イソフラボンを多く含む食品、ビタミンB6が豊富なマグロやカツオ、ビタミンEが豊富なナッツ類など、女性ホルモンやホルモンバランスに働きかけ助ける食品を積極的にとるよう心がけてください。

投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

2017.11.28更新

ツヤツヤでコシのある健康的な髪を保つためには、毎日のケアが欠かせません。その重要な要素のひとつが毎日の食事!身近な食材にも、髪に大切な栄養素がたくさん含まれています。美髪・育毛効果のある食材を食べて、健やかな頭皮と美髪をつくりましょう。


■髪・頭皮にいい食べ物
【卵】
卵

栄養成分/たんぱく質・ビオチン・鉄分・亜鉛など
髪の主成分となる良質なたんぱく質を豊富に含んだ、栄養価の高い食材です。鉄分や亜鉛も多く、血流改善や抜け毛予防が期待できます。髪の成長を促してくれるビオチンも多く含まれています。

【サーモン】
サーモン

栄養成分/たんぱく質・鉄分・ビタミンB12・ビタミンDなど
たんぱく質やビタミンDが多い食材で、健康な頭皮のために重要な鉄分やオメガ3脂肪酸が豊富です。これらの栄養素が不足すると頭皮の乾燥を招き、抜け毛や薄毛の原因になることも。抗酸化作用が強く、美肌にも効果があります。

【牡蠣(カキ)】
カキ

栄養成分/亜鉛・鉄分・カルシウム・カリウムなど
栄養価が高く、栄養バランスも優れていることから、「海のミルク」と呼ばれることも。髪の生成や新陳代謝に効果のある亜鉛を豊富に含み、2粒で1日分の必要量をまかなえます。抜け毛や薄毛のほかに、白髪や頭皮の乾燥防止にもおすすめです。

【ナッツ類】
ナッツ

栄養成分/ビタミンE・ビタミンB1・ビタミンB2・カリウムなど
ナッツの種類によって異なりますが、いずれも髪や頭皮に重要な栄養素を多く含んでいます。とくに、アーモンドに多く含まれるビタミンEには、血行促進の効果があり血行不良の改善に役立ちます。

【ニンジン】
ニンジン

栄養成分/ビタミンA・ビタミンC・カルシウム・カリウムなど
ニンジンには、抜け毛を防ぐビタミンAが豊富に含まれています。頭皮の新陳代謝力を高め、フケや乾燥を予防します。

【鶏肉】
鶏肉

栄養成分/たんぱく質・コラーゲン・オレイン酸など
牛肉や豚肉に比べて、低カロリーで高たんぱくな鶏肉。とくに、手羽先には美肌効果のあるコラーゲンが多く含まれています。コラーゲンにはカルシウムの吸収率をあげ、血管を強くする効果もあります。

【海藻】
海藻

栄養成分/たんぱく質・ビタミンA・カリウム・鉄分など
昔から髪のためによいとされている海藻は、不足しがちなビタミンやミネラルをバランスよく含んだ食材のひとつです。中でも、ひじきに含まれる鉄分は、ほうれん草の約15倍、レバーの約6倍といわれています。

【豆類】
豆類

栄養成分/たんぱく質・鉄分・亜鉛・ビオチンなど
豆類は、植物性たんぱく質、鉄分、亜鉛が多い食材です。とくに大豆からは、ほかの豆類より多くのたんぱく質が摂取できます。生の状態よりも、納豆や豆腐のように加工された食品のほうが栄養価が高く、吸収率もよくなります。

 

投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

2017.11.28更新

健康な髪や頭皮をつくるために、積極的に取り入れたい食べ物やその栄養素をご紹介します。育毛にはバランスのよい食事が欠かせません。マッサージやヘアケアなども大切ですが、内側からのケアにも積極的に取り組んでいきましょう。


■たんぱく質が健康な髪をつくる!
たんぱく質

髪の主成分である「ケラチン」は、複数のアミノ酸が結合したたんぱく質でできており、健康な髪をつくるためには欠かせない栄養素といえます。たんぱく質には、肉や魚などの「動物性たんぱく質」と、豆腐や納豆などの豆類に多く含まれる「植物性たんぱく質」の2種類があり、どちらのたんぱく質もバランスよく摂取することが理想です。
ただし、動物性たんぱく質を多量に摂取し過ぎると、内臓に脂肪が付きやすくなり、内臓機能の低下や血行不良などのトラブルを起こすことも。血行不良は育毛の大敵なので、とり過ぎには注意が必要です。健康な髪のためにも、「植物性たんぱく質」を優先して、良質なたんぱく質を毎日欠かさず摂取しましょう。
【主な食材:卵・白身魚・牛乳・鶏肉・豆腐・納豆・枝豆など】


■ビタミンが健康な髪をつくる!
ビタミン

ビタミンは、たんぱく質をアミノ酸に分解して身体の中に取り込むために、必要不可欠な栄養素です。とくに、髪のために重要なビタミンB2、B6、Eを、たんぱく質と一緒に摂取すると、頭皮の環境を整えて、髪の成長を助ける働きをしてくれます。
「ビタミンB2」「ビタミンB6」には、細胞の代謝を活性化し、頭皮の皮脂をコントロールする働きがあるため、健康な髪や頭皮のために、なくてはならないビタミンです。また、血行がよくなれば髪や頭皮に十分な栄養をいきわたらせることができます。複数のアミノ酸が結合した「ビタミンE」には血管を広げる作用があり、血行不良の改善に役立ちます。
【主な食材:卵・ウナギ・青魚・オリーブオイル・ナッツ類・アボカドなど】


■亜鉛が健康な髪をつくる!
亜鉛

亜鉛は、皮膚の形成や毛髪合成に必要なミネラルの一種です。新陳代謝をよくして、抜け毛や薄毛の予防、育毛にも効果的な栄養素です。しかし、どんなに頭皮のためになると言っても、過剰に摂取するとリスクもあります。1日に摂取する量は10~15mg(牡蠣なら2個程度)を目安にしてください。
【主な食材:牡蠣・ウナギ・納豆・チーズ・アーモンド・のり・レバーなど】
-pickup-
【サプリメント】
体や髪のために必要な栄養素を、毎日の食事だけで摂取し続けていくのは大変です。食事で足りない分はサプリメントで補っていくのがおすすめです。とくに、亜鉛は体外に排出されやすい栄養素なので、サプリメントを活用して不足しないように心がけましょう。
特徴

投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

2017.11.28更新

秋冬は、寒さや乾燥が気になる季節。いつもよりお肌の調子が悪いと感じてはいませんか?髪も同じように、ツヤがなくなったりパサついたりと、トラブルも増えてきます。そのまま放っておくと抜け毛や薄毛の原因になることもあるので、しっかりとケアしてあげましょう。


■血行不良に注意しよう
女性

寒くなってくると、冷え性に悩む女性も多いのでは。「冷え」の原因の多くは寒さによる血行不良です。血行不良になると、手足の先などが冷たくなるだけではなく、髪にまで悪影響を及ぼすことがあるのです。
髪の毛に必要な栄養素は、毛細血管によって運ばれていますが、体が冷えると毛細血管が収縮して、毛根まで十分な栄養素が届かなくなってしまいます。そのため、栄養不足になった髪は細くなり、抜けやすくなってしまうのです。血行不良にならないためには、体を冷やさない習慣づくりが大切。毎日の食事に身体をあたためる食材を積極的に取り入れ、適度な運動と暖かい服装を心掛けてください。


■乾燥に注意しよう
湿度が低くなってくるとお肌だけではなく、頭皮も髪も乾燥します。暖房の効いた部屋では、とくに注意が必要です。皮脂の分泌量が減って頭皮が乾燥すると、「かゆみ」や「フケ」といったトラブルが起こってしまうので、秋冬には保湿効果があるヘアケア用品を使用するのがおすすめ! 保湿をしても「かゆみ」や「フケ」が治まらない場合は、早めに専門医を受診するようにしてください。


■毎日のシャンプー
女性

寒くなってくると、熱めのシャワーで頭を洗いたくなりますね。でも、過度に熱いお湯での洗髪は必要な皮脂まで洗い流して、乾燥を助長させてしまうので、ぬるめのお湯(38℃前後)で洗うのがポイント。乾燥が気になる時は、うるおいを保つタイプのシャンプーを使用し、トリートメントでうるおいをたっぷり補う。また、髪や頭皮が汚れていないのなら、2日に1回程度の洗髪でも大丈夫です。


■ドライヤーなどヘアケアに注意しましょう
髪が濡れたままだと寒い冬などは、慌ててドライヤーをかけていませんか?毛髪は熱に弱く、長時間ドライヤーをかけると抜け毛や枝毛の発生につながります。ドライヤーをかける時間を短くするためにも、洗髪後はタオルドライをして水気をよくふきとり、髪ではなく、頭皮にドライヤーの風をあてるようにして乾かしましょう。
-pickup-
【血行をよくする食材を使用してバランスのよい食事】
年末も近いこの時期は、パーティーや飲み会など外食の回数も増え、脂っこい食事が多くなりがちですよね。脂肪や塩分のとりすぎは、身体はもちろんのこと、髪の毛にも悪影響。根菜類・生姜・唐辛子など血行をよくする食材や旬の野菜を上手にとり入れ、バランスのとれた食事を心掛けましょう。

特徴

投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

2017.11.28更新

抜け毛の原因は、「ストレス」「食生活」「睡眠不足」などさまざまです。最近は、若い世代でも抜け毛や薄毛に悩む男性が増えてきています。代謝量やホルモンバランスの違いによってケア方法も異なりますので、年齢にあった育毛対策で、抜け毛や薄毛の進行を食い止めましょう。


■20代男性の育毛対策
20代

20~30代の若い世代に現れる抜け毛や薄毛は「若年性脱毛症」という症状で、いわゆる若ハゲといわれるものです。遺伝が原因の場合もありますが、多くは生活習慣やストレスが原因とされています。皮脂の分泌量が多い20代男性は、規則正しい生活を心掛け、しっかりと頭皮の汚れを洗い流すことが育毛のポイント! 洗い方が不十分だと、ヘアセットに使った整髪料が残り、抜け毛や薄毛を引き起こす原因となってしまいます。


■30代男性の育毛対策
30代では社会的な責任が増え、身体的な衰えも気になり始めます。20代の頃に比べて収入が安定してお付き合いも増えてくるので、外食や飲み会の回数も増えがちです。脂っこい料理が中心の食生活では、男性ホルモンのバランスが乱れ髪の成長を狂わして、抜け毛や薄毛が進行する場合も。偏った食生活を見直し、バランスのよい食生活を心掛けましょう。
また、睡眠不足も原因のひとつに考えられますので、働き盛りの年代で忙しいとは思いますが、週に1度くらいは適度な運動と十分な睡眠をとるようにしてください。


■40代男性の育毛対策
40代

新陳代謝が下がってくる40代では、髪の毛が育つ毛根に栄養分を運ぶ血流が滞りがちに。頭皮をマッサージするようにシャンプーすることで、頭皮の新陳代謝が活性化され育毛によい環境がつくられます。新陳代謝の低下のほかに、過度なストレスも頭皮の血流量を減らす原因です。ストレスを溜めないよう、運動や趣味などで発散する習慣をつけてください。


■50代以上の男性の育毛対策
50代になると少しずつ老化現象が始まり、髪の毛だけではなく全身の体毛が薄くなり始めます。歳のせいだと育毛をあきらめてしまいがちですが、毛根がなくなってしまうわけではありません。頭皮のマッサージや食生活の見直しによって、抜け毛や薄毛の進行を遅らせることができます。
いずれの年代でも、頭皮の状態を見極めて、正しいケアをしていくことが一番の近道!専門クリニックで、医師による治療やアドバイスを受けながら、普段の生活習慣を見直していくことで育毛効果をより高めていくことができます。

投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

2017.11.28更新

秋から冬にかけては乾燥している日が多くなる季節。お肌はもちろんのこと、髪や頭皮にも乾燥は大敵です。パサパサ・カサカサの髪にならないように、しっかりうるおいケアしてあげましょう!


■髪の水分12~15%をキープ
髪の水分

健康な髪は12~15%の水分を保持しているといわれています。この髪の水分が7%を下回ると、表面のキューティクルがカラカラになり剥がれ落ちて、髪内部からも水分が出ていってしまうことに! 切れ毛や枝毛、裂け毛などを招き、髪のダメージが深刻化してしまうので、秋から冬にかけては、とくに乾燥しないようにケアしてあげることが大切です。


■室内も加湿してうるおい空間
室内

湿度が20%を下回ることもある冬は、外はもちろん、エアコンなどの影響でオフィスや部屋の中も空気はカラカラ。乾燥は髪や頭皮だけでなく、お肌や喉などにも影響が。加湿器などを使用して湿度45~60%に保つと、髪や頭皮へのダメージも防ぐことができます。つけ過ぎは禁物ですが、保湿効果のあるスタイリング剤などを使うのも有効です。


■シャンプーは1日1回
朝と夜など、1日に2回以上シャンプーするのも頭皮や髪にはよくありません。夏に比べ秋から冬は皮脂の分泌量も減るので、1日1回のシャンプーで十分。清潔に保ちたいからと、度を越した洗髪は、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまい、逆に乾燥などを引き起こします。
38℃前後のぬるめのお湯で、頭皮に爪を立てることなく、指の腹を使ってやさしく洗ってあげましょう。シャンプー後は、コンディショナーやトリートメントでしっかりヘアケアを。毛根への詰まりを防ぐためにしっかりとすすぐことも大切です。


■ストップ!乾かし過ぎ
ドライヤー

ドライヤーを使って髪を乾かすときも、ちょっとした工夫でうるおい髪をキープできます。ドライヤーは20cm前後はなして、1カ所にあて過ぎないように。髪の表面や毛先だけ乾かしがちですが、髪の根元から乾かすようにしてください。マイナスイオンドライヤーを使うと、静電気を抑えることもできます。乾かし過ぎに注意して、8割くらいの乾いた感じが理想です。

投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

2017.11.28更新

「ワカメは黒髪にいい」「ハゲは遺伝する」など、髪にまつわる眉唾ものの迷信や噂は数多くあります。それだけ多くの方が、髪のことを気にしているということなのでしょうか。そんなウソかホントかよくわからない、髪にまつわる伝承をズバッ! と一発回答 !!


■海藻は黒髪にいい?
黒髪

ワカメやコンブ、ひじきなど、昔から海藻類は黒髪にいい! とよくいわれますよね。細長~くて、緑褐色や黒色が多いから「黒髪」を連想させるのでしょうか。もし、それらを食べてフサフサでツヤツヤの黒髪になるのであれば、白人も黒髪になるはずです。なので「黒髪」ということではウソ。特定の食べ物が毛の色調に関与するかのような諸説は、医学的根拠はまったくありません。
ですが「髪によい」ということでは、一概にウソともいえません。海藻類にはビタミンや亜鉛などのミネラルが比較的多く含まれているので、髪の成長や健康を助ける要素はもっています。


■白髪を抜くと白髪が増える?
白髪を抜けば当然のことながら白髪は減りますが、その抜く行為が白髪をかえって増やすということはありません。ということでウソ!
白髪は、毛根(毛包)にある毛母メラノサイトの機能低下や消失によりメラニン色素を含まない毛。毛根の毛隆起に存在する、メラノサイト幹細胞の消失によることが証明されています。加齢とともにメラノサイト幹細胞が消失して、白髪が増えていく傾向があります。白髪を抜いて、増えていくことはありませんが、毛根にダメージを与えてしまうことがあるので、抜くのではなく、切ったほうがいいでしょう。


■頭皮マッサージは育毛にいい?
マッサージ

皮膚に慢性的な摩擦などの刺激を与えると、体毛が部分的に濃くなることは知られています。しかし、頭皮のマッサージや叩くことが髪の軟毛化を防止し、男性型脱毛症(AGA)を予防するという証明はされていないのが現状。なのでウソ! マッサージなどにより頭皮の血行が促進されることは証明されているのですが、育毛との関連性は未解明です。


■ストレスで白髪になる?
ストレスで白髪

円形脱毛症の症例の2割程度は、なんらかの精神的ストレスがきっかけで脱毛が起こることが知られていますが、白髪とストレスの関連性は今のところ証明されていないのでウソ!
ただし円形脱毛症では、白色毛よりも黒色毛の成長期毛根が影響を受けやすい病態があり、もともと白髪が多いグレータイプの毛髪では、黒色毛が抜け落ちると白髪化したように見えることがあります。白髪は加齢とともに増加し、社会的立場から精神的、肉体的ストレスが大きい中年以降で増えるので、白髪がストレスのせいにされやすいのではないでしょうか。


■髪を洗い過ぎるとハゲる?
洗髪を頻繁にし過ぎれば髪は傷みますが、脱毛とはまったく関係ないのでウソ! ただ髪をいたわるなら1日1回のシャンプーで十分。洗髪のし過ぎは、頭皮の乾燥なども招きます。頭を洗うときは、爪を立てずに指の腹で優しく洗うこと。爪で頭皮を傷つけてしまうと、表皮細胞が修復しようと分裂・増殖し、これがフケとなってしまいます。整髪料などをシャンプーでしっかりと落とし、すすぎをしっかり行うことが大切です。。



投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

2017.11.28更新

秋は抜け毛の多い季節といわれます。夏の紫外線や疲れの影響、季節の変わり目の体調不良などさまざまな要因が考えられます。個人差はありますが髪は約10万本あり、健康な人なら1日100本程度の髪が自然に抜け落ちています。シャンプー後や朝起きた枕に髪の毛がどっさり… なんて経験ありませんか。150本以上抜けるようなら注意が必要。抜け毛対策をしっかり行って、健康的な頭皮と髪を保ちましょう。


■秋冬の抜け毛・薄毛の主な原因
-pickup-
◆ 夏の紫外線 ◆ 夏の疲れ ◆ 季節の変化 ◆ 乾燥 ◆ 冷え(血行不良) ◆ 食習慣
◆ ストレス ◆ 髪・頭皮のケア方法


■01夏のダメージを回復
夏のダメージ
夏の強い紫外線や疲れは、思った以上に頭皮や髪に負担をかけています。規則正しい生活を整えるとともに、毎日丁寧なシャンプーを心掛けましょう。毎日2回以上のシャンプーは厳禁。頭皮に必要な皮脂なども洗い流してしまいます。ぬるめのお湯(38℃前後)で、頭皮に爪を立てることなく、指の腹を使って、トントンと頭皮をマッサージするような感覚でしっかりシャンプーを。トリートメント後は、毛根への詰まりを防ぐためにしっかりと洗い流してください。


■02髪もお部屋も保温と加湿
秋から冬にかけては、乾燥する日が増えてくる季節。皮脂の分泌量も夏に比べて減少するので、髪もしっかりと保湿ケアをしてあげてください。屋外だけでなく、室内も暖房などの影響で乾燥しています。加湿器などを用いて湿度45~60%に保つと、髪や頭皮へのダメージも防ぐことができます。


■03身体を冷やさず新陳代謝アップ!
肌寒さを感じる日も多くなる季節柄、“冷え”や“血行不良”は髪や頭皮にも大きな影響を及ぼします。髪へは毛細血管によって栄養が届けられているのですが、血行が悪くなると髪に十分な栄養が行き届かなくなり、抜け毛や薄毛の原因になってしまうのです。体温が1℃下がると、免疫力が30%低下してしまうといわれ、全身の健康にも影響します。
ネギやショウガ、根菜類などの身体を温める食事を心掛けるとともに、ストレッチなどの軽い運動、シャワーだけではなく、しっかりと湯船につかるなども効果的。湯船につかることは、頭皮の皮脂や汚れなどを浮き上がらせることに加え、ストレスの解消などにも役立ちます。


■04頭皮と髪のやさしくケア
やさしくケア

秋はおしゃれを楽しみたい時期でもありますよね。パーマやカラーリングなども度を越してしまうと髪にも頭皮にもダメージが。とくにパーマとカラーリングを同日に行うなどは、薬剤が頭皮に与える影響も大きくなるので、避けるほうが無難です。
また、ポニーテールなど、毎日髪が引っ張られた状態のヘアスタイルも牽引性脱毛症を招くことがあるので注意が必要。髪を乾かすときも、ドライヤーを20cm前後はなして、1カ所にあて過ぎないように。毛先だけでなく、髪の根元から乾かすようにしてください。







投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

2017.11.28更新

日本全国で約600万人、5人に1人は、髪や頭皮に何らかのトラブルを抱え悩んでいるといわれます。このような抜け毛や薄毛は、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの減少やホルモンバランスの乱れが大きく影響しているといわれます。髪が痩せる、ハリ・ツヤがなくなる、色が薄くなるなどの症状がある場合は注意が必要です。


■びまん性脱毛症
びまん性脱毛症は、40代前後から始まる更年期によくみられる抜け毛・薄毛のタイプで、女性ホルモンの急激な減少、ストレス、極端なダイエットによる栄養不足などが原因。女性の抜け毛・薄毛の症状で最も多いタイプです。女性の抜け毛・薄毛の場合は、男性のように髪の生え際などから薄くなることはなく、髪全体のボリュームがダウンし、つむじや分け目が目立ってきて、頭皮が透けて見えるようになるのが特徴です。

【びまん症脱毛症】
びまん症脱毛

【AGA(男性型脱毛症)】
uMO
U型              M型            O型


■分娩後脱毛症
分娩後

出産後に多くみられるタイプの抜け毛・薄毛の症状です。妊娠後期になると女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌が活発になり、髪の成長も維持されるのですが、出産後はエストロゲンが減少し、髪の成長は休止してしまいます。このために髪が抜けたり、生えてこないので薄毛になったりするのです。
分娩後脱毛症は、出産に伴う一時的なものなので半年から1年ほどで自然に回復することがほとんどです。ただし、高齢出産などで体力の回復が遅い場合は、回復しにくいこともあるので注意しましょう。


■びこう性脱毛症
びこう性脱毛症は、頭皮が乾燥しフケを伴う抜け毛や薄毛。フケが毛穴を塞いでしまうので毛穴が炎症を起こし、髪の成長を妨げるのです。間違ったヘアケアが大きな原因といわれるので次のことを守って、清潔でうるおいある頭皮や髪を保ちましょう。
-pickup-
【美しい髪をつくる5つの方法】
◆ シャンプーは1日1回
◆ 指の腹を使って頭皮や髪をやさしく洗う
◆ シャンプーやトリートメント後のすすぎをしっかり
◆ ドライヤーは20cmはなして1カ所にあて過ぎない
◆ 静電気が起こりにくいブラシを使う


■脂漏性脱毛症
フケを伴う薄毛や抜け毛の症状で、もうひとつ挙げられるのが脂漏性脱毛症です。パサパサの乾燥したフケではなく、ベタついたフケが特徴といえます。男性に多いタイプですが、女性でも起こることがあるので注意しましょう。皮脂が過剰に分泌されて毛穴を塞ぎ、常在菌が異常繁殖して炎症を起こします。毎日のシャンプーをしっかりと行い、血行をよくし、脂っぽい食事などに気を付けることが大切です。


特徴

投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

前へ

まずはお気軽にご相談ください

お悩みの方はいつでも三愛クリニックまでお問い合わせください

  • tel_06-6968-5008
  • メールでのお問い合わせ

まずはお気軽にご相談ください

お悩みの方はいつでも
三愛クリニックまでお問い合わせください

  • common_tel_sp.png
  • メールでのお問い合わせ