スキンケアコラム

2017.11.28更新

日本全国で約600万人、5人に1人は、髪や頭皮に何らかのトラブルを抱え悩んでいるといわれます。このような抜け毛や薄毛は、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの減少やホルモンバランスの乱れが大きく影響しているといわれます。髪が痩せる、ハリ・ツヤがなくなる、色が薄くなるなどの症状がある場合は注意が必要です。


■びまん性脱毛症
びまん性脱毛症は、40代前後から始まる更年期によくみられる抜け毛・薄毛のタイプで、女性ホルモンの急激な減少、ストレス、極端なダイエットによる栄養不足などが原因。女性の抜け毛・薄毛の症状で最も多いタイプです。女性の抜け毛・薄毛の場合は、男性のように髪の生え際などから薄くなることはなく、髪全体のボリュームがダウンし、つむじや分け目が目立ってきて、頭皮が透けて見えるようになるのが特徴です。

【びまん症脱毛症】
びまん症脱毛

【AGA(男性型脱毛症)】
uMO
U型              M型            O型


■分娩後脱毛症
分娩後

出産後に多くみられるタイプの抜け毛・薄毛の症状です。妊娠後期になると女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌が活発になり、髪の成長も維持されるのですが、出産後はエストロゲンが減少し、髪の成長は休止してしまいます。このために髪が抜けたり、生えてこないので薄毛になったりするのです。
分娩後脱毛症は、出産に伴う一時的なものなので半年から1年ほどで自然に回復することがほとんどです。ただし、高齢出産などで体力の回復が遅い場合は、回復しにくいこともあるので注意しましょう。


■びこう性脱毛症
びこう性脱毛症は、頭皮が乾燥しフケを伴う抜け毛や薄毛。フケが毛穴を塞いでしまうので毛穴が炎症を起こし、髪の成長を妨げるのです。間違ったヘアケアが大きな原因といわれるので次のことを守って、清潔でうるおいある頭皮や髪を保ちましょう。
-pickup-
【美しい髪をつくる5つの方法】
◆ シャンプーは1日1回
◆ 指の腹を使って頭皮や髪をやさしく洗う
◆ シャンプーやトリートメント後のすすぎをしっかり
◆ ドライヤーは20cmはなして1カ所にあて過ぎない
◆ 静電気が起こりにくいブラシを使う


■脂漏性脱毛症
フケを伴う薄毛や抜け毛の症状で、もうひとつ挙げられるのが脂漏性脱毛症です。パサパサの乾燥したフケではなく、ベタついたフケが特徴といえます。男性に多いタイプですが、女性でも起こることがあるので注意しましょう。皮脂が過剰に分泌されて毛穴を塞ぎ、常在菌が異常繁殖して炎症を起こします。毎日のシャンプーをしっかりと行い、血行をよくし、脂っぽい食事などに気を付けることが大切です。


特徴

投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

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