プラセンタ・コラーゲン・ヒアルロン酸… どれも美容や美肌、アンチエイジングなどに効果的といわれる成分ですが、その違いは一体どこにあるのでしょうか?
■プラセンタが細胞を活性化させ美肌成分が生まれる
プラセンタもコラーゲンもヒアルロン酸(ムコ多糖類の一種)も、体内で分泌され、美容や美肌など、美しいお肌やきれいなお肌をつくりだすのに欠かせないもの。コラーゲンはお肌にハリや弾力を与え、ヒアルロン酸は保水能力に優れ、うるおいあるお肌へと導きます。コラーゲンやヒアルロン酸が減少すると、乾燥やシミ、しわ、たるみなどを招く原因にもなるのです。
コラーゲンもヒアルロン酸も、表皮の下にある真皮で生みだされているのですが、このふたつをつくるのが「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」。この線維芽細胞を活性化させるのがプラセンタなのです。プラセンタに含まれる成長因子(グロースファクター)の一種であるFGF(線維芽細胞増殖因子)やIGF(インシュリン様増殖因子)が、コラーゲンやヒアルロン酸を生む細胞の大本に働きかける力をもっているのです。
体内で分泌される成長因子は、残念ながら赤ちゃんの頃をピークに年々減少していってしまいます。プラセンタでこれを補うことによって、細胞の活性化を図り、新陳代謝や基礎代謝をあげて、うるおいに満ちたハリのあるお肌へと導くのです。
-pickup-
【コラーゲン】
お肌にハリや弾力を与える働きがあります
【ヒアルロン酸】
みずみずしくうるおいあるお肌を保つ働きがあります
【プラセンタ】
コラーゲンやヒアルロン酸をつくりだす線維芽細胞を活性化させる働きがあります