スキンケアコラム

2017.11.21更新

ノースリーブや素足での外出、プールや海、キャンプなどと、肌を露出したレジャーを楽しむことが多いこの季節。紫外線対策はばっちりですか。日焼けは肌のうるおいや弾力を失わせ、肌の老化を引き起こす、美肌の敵です!


■日焼け・紫外線は美肌の敵!
直射日光などの強い紫外線を浴びると、肌は急速な老化をしてしまいます。これを「光老化」というのですが、この老化を取り戻すのはとっても困難。紫外線の蓄積がシミやシワをつくる原因なので、紫外線をしっかりガードすることが何よりも大切です。

「屋外に出ない!」という選択肢もありますが、これは現実的ではありませんよね。そこで外出するときは、つばの広い帽子や日傘、サングラスなどで、必ず紫外線対策、日焼け対策をすることをおすすめします。
日焼け・紫外線

■UVケアでお肌を守る
日頃から日焼け止めを使っている方も多いと思いますが、これも紫外線対策には有効です。ところで、日焼け止めを選ぶときは何を基準にしていますか。日焼け止めには「SPF」と「PA」という表記があります。

SPFは“Sun Protection Factor”のことで、主に紫外線B波(UV-B)を防ぐ効果を表しています。紫外線B波は肌に赤く炎症を引き起こす作用があり、シミやそばかすの原因に。SPFの数値が高いほうがより効果が高く、例えばSPF30なら、日焼け止めを塗らないときに比べて、30倍日焼けを遅らせる効果があることを示しています。

PAは“Protection Grade of UVA”のことで、主に紫外線A波(UV-A)を防ぐ効果を示しています。紫外線A波は、肌の奥深くにある真皮にまで到達し、コラーゲンやエラスチンなどを破壊し、シミやたるみなどの原因をつくります。PAの効果は+で表され、「PA++++(フォープラス)」が最高ランクで、紫外線を防ぐ効果が極めて高いことを示します。
UVケア
-pickup-
【SPF】紫外線B波(UV-B)を防ぐ効果を表します
数値が高いほど紫外線を防ぐ効果が高く、SPF50が最高ランク(50以上の場合は50+と表記)

【PA】紫外線A波(UV-A)を防ぐ効果を表します
+が多いほど紫外線を防ぐ効果が高く、PA++++が最高ランク

 

■シチュエーション別選択で美肌をキープ
ただ単に、数値の高いものや+が多いものを選べばいいということではありません。紫外線を防ぐ効果が高いということは、それなりに強い成分が含まれているということです。肌の弱い方は、逆に肌トラブルを起こすこともあります。

日常生活の場合ならSPF10/PA+で十分カバーできます。屋外でのスポーツの場合でSPF20~30/PA++。炎天下でのレジャーやマリンスポーツでSPF40~50/PA++++などが目安です。シチュエーションによった、日焼け対策、紫外線対策で、美しい肌をキープしてください。
美肌




 

 

 

投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

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