スキンケアコラム

2017.11.28更新

抜け毛や薄毛など、髪のことで悩んでいる男性も多いのでは? 昨今、耳にすることも多くなったAGA(エージーエー)は、日本全国に1260万人もいるといわれる男性型脱毛症です。
その特徴的な症状や進行パターンなどを紹介します。


■AGAとは?
AGA(エージーエー)とは、“Androgenetic Alopecia”の略で「男性型脱毛症」のこと。成人男性に多く見られる髪が薄くなる状態です。抜け毛や薄毛で悩んでいる30~50代の男性のほとんどがAGA(エージーエー)ともいわれ、その数は日本全国で1260万人にものぼります。AGA(エージーエー)の原因は、一般的に遺伝や男性ホルモンの影響が主な原因と考えられていますが、食習慣やストレス、生活習慣など、さまざまな要因が関係しています。


■AGAが疑われる主な特徴・症状
下記のような症状に心当たりがある場合は、AGA(エージーエー)が疑われるのでお気軽にご相談ください。
◆ 祖父母に薄毛・ハゲている人がいる
◆ 思春期以降に髪が薄くなりはじめた
◆ 抜け毛が増えた気がする
◆ うぶ毛のような細く短い毛が多くなった
◆ 髪のハリ・コシがなくなった
◆ 薄毛が徐々に進行しているようだ
◆ 額の生え際から髪が後退した
◆ 頭頂部から髪が薄くなった
◆ 額の生え際と頭頂部の両方から髪が薄くなった


■AGAの3つの進行パターン
AGA(エージーエー)は、進行性の脱毛症で徐々にではありますが、抜け毛や薄毛の範囲が広がっていきます。その進行パターンは大きく3つに分けられます。
【U型:前頭部から進行】
U字

AGA(エージーエー)の進行パターンの中で最も多いタイプ。前頭部の生え際から抜け毛・薄毛がはじまり、徐々に頭頂部にまで広がっていきます。進行パターンがアルファベットの「U」に似ていることからU型とも呼ばれ、東洋人に多いタイプのひとつです。

【M型:左右に(こめかみ)から進行】
M型

U型と似ていますが、前髪の中央部分を残して、前頭部の左右から抜け毛・薄毛がはじまり、徐々に頭頂部まで広がっていきます。最終的に中央部の前髪が残る場合と残らない場合があります。進行パターンがアルファベットの「M」に似ていることからM型とも呼ばれ、白人に多いタイプのひとつです。

【O型:頭頂部から進行】
O型

頭頂部のつむじ辺りから抜け毛・薄毛がはじまり、それが徐々に円形に広がっていきます。進行パターンがアルファベットの「O」に似ていることからO型とも呼ばれ、U型やM型と同時に進行する場合もあります。



投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

2017.11.22更新

この頃、髪の毛が薄くなった、頭皮が目立つようになった、生え際が後退したように思うなどのお悩み抱えている方も多いのでは。日本の成人男性の3人に1人は、抜け毛や薄毛、ハゲなど、髪や頭皮に何らかのトラブルを抱えているといわれています。そんな抜け毛や薄毛、ハゲの原因といわれる6大要素を紹介します。
頭

■1.男性ホルモン
男性ホルモンの一種テストステロンは、男らしさをつかさどる「活力の源」ともいえるホルモンです。髭や体毛の成長も促すのですが、毛根(毛乳頭など)に存在する「5αリダクターゼ」と結びつくことでDHT(ジヒドロテストステロン)に変化し、この物質が髪の成長を阻害し、抜け毛や薄毛の原因と考えられています。昨今、耳にすることも多くなったAGA(エージーエー)「男性型脱毛症」の大きな要因のひとつとしても挙げられます。


■2.遺伝
昔から「薄毛やハゲは隔世遺伝する」といわれたりしますが、これもまるっきり嘘でもないことが最近の研究などでわかってきています。男性ホルモン受容体遺伝子(AR gene)が男性ホルモンの一種テストステロンの影響を受けやすいと、抜け毛や薄毛を引き起こしやすいというのです。この遺伝子はX染色体にあるため、母方に薄毛の人がいると遺伝しやすいと考えられています。あくまで抜け毛や薄毛の一因ではありますが、医療機関を受診すれば容易に毛髪のDNA配列の解析を行えるので、原因究明には有効な手段ともいえます。


■3.食事
脂っこいものや糖分、塩分などのとり過ぎは、全身の健康に影響するだけでなく、肌や髪にも影響します。外食ばかりの食生活や暴飲暴食は控えめに、栄養バランスの整った食生活を心掛けましょう! とくに現代人にとって不足しがちなのは、ビタミンやミネラルなど。野菜や果物、海藻類、乳製品などを多めにとって、身体も髪も健やかに保ってください。また、喫煙は血管を収縮させ髪や頭皮への血行を悪くするので、注意が必要です。
食事

■4.ストレス
人間関係や仕事関連など、何かと付きまとうストレスですが、過度なストレスは髪や頭皮などにも悪影響。髪や頭皮には、毛細血管を伝わって栄養分が運ばれているのですが、ストレスを受けると毛細血管は収縮してしまい、十分な栄養分を届けることができなくなってしまいます。血行が悪くなることで、正常な髪の成長も妨げられてしまうのです。ストレスはひとりで抱え込み過ぎず、心や身体に余裕をもった生活を心掛けましょう。


■5.睡眠
睡眠は健康的な身体を維持するためにも重要ですが、髪のダメージは就寝中に修復され、成長も促すともいわれています。そのゴールデンタイムが22時~翌2時まで。一般的な生活を送っているうえでは、それほど敏感にならなくてもいいと思いますが、1日の生活リズムを整えて、熟睡できる環境をつくりましょう。
睡眠

■6.髪・頭皮のケア
毎日のシャンプーは当たり前ですよね !! もし怠っているようなら、皮脂などの汚れが毛穴に詰まり頭皮や髪の健康は損なわれてしまいます。毎日、洗っているからと安心してはいけません。整髪料などはキレイに洗い流されていますか? 力一杯洗ったり、爪を立てて洗うことも頭皮を傷つけてしまうのでNG。シャンプーやトリートメントが残らないように「よくすすぐ」ことも大切です。


投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

2017.11.22更新

同じ抜け毛や薄毛でも、男性のAGA(エージーエー)と呼ばれる男性型脱毛症と女性特有の女性型脱毛症では、その症状などに大きな違いをもっています。


■女性の薄毛は休止期が長く髪のボリュームがダウン
薄毛
一般的なAGA(エージーエー)「男性型脱毛症」の場合は、額の生え際や頭頂部から髪が薄くなり、うぶ毛のような細く短い毛がなくなりハゲていくのに対して、女性の抜け毛や薄毛は、髪が生えている範囲は変わらないのに、髪の量が少なくなることが特徴です。
髪には3~7年のヘアサイクルがあり、髪が生まれ伸びる「成長期」(2~6年)、髪の成長が止まる「退行期」(2週間前後)、髪が抜ける「休止期」(3~4カ月)という3つのステージがあります。男性の抜け毛や薄毛の場合は、このステージの成長期が極端に短く、うぶ毛や短いまま髪が抜け落ちている状態。女性の場合は、休止期が長くなり、成長期への活動を再開しない状態なのです。
-pickup-
【男性の抜け毛・薄毛の特徴(AGA・男性型脱毛症)】
◆ 髪が育たない
◆ ヘアサイクルの成長期が短く、髪が成長せず抜け落ちている
◆ 額の生え際から髪が後退・頭頂部から髪が薄くなりはじめる
【女性の抜け毛・薄毛の特徴(女性型脱毛症)】
◆ 髪が生えない
◆ ヘアサイクルの休止期が長く、活動を再開しない
◆ 髪全体のボリュームがダウンし、つむじや分け目が目立つ


■女性ホルモンが減少する40代前後は注意!
女性ホルモン
女性の抜け毛や薄毛の一因として最も見受けられるのが、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの減少やホルモンバランスの乱れです。エストロゲンは髪の成長はもちろん、女性らしさや美しさをつかさどる大切なホルモンです。その分泌は28歳ごろをピークに、年齢を重ねるごとに減少していってしまいます。
個人差はありますが、更年期(閉経前後5年間)を迎える40代からは大幅にエストロゲンの分泌量が少なくなり、抜け毛や薄毛を招く可能性が大きくなります。髪が痩せる、ハリ・ツヤがなくなる、色が薄くなるなどの症状がある場合は注意が必要です。
特徴













投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

2017.11.22更新

抜け毛や薄毛は男性特有の悩みと思われがちですが、「髪のボリュームがなくなった」「髪にハリ・ツヤがなくなった」などと、お悩みの女性が近年増え続けています。


■加齢やホルモンバランスの乱れが抜け毛・薄毛を引き起こす
抜け毛、薄毛
日本全国で約600万人、5人に1人は、髪や頭皮に何らかのトラブルを抱え悩んでいるといわれます。
では、女性の抜け毛や薄毛の原因としては、どのようなものが考えられるのでしょうか・・・
まず挙げられるのが、加齢に伴う髪や頭皮の衰え。
髪や頭皮に限ったことではありませんが、老化による新陳代謝などを含めた機能低下が影響しているといわれます。次に女性ホルモン。女性らしさをつかさどるエストロゲン(女性ホルモンの一種)の減少による、ホルモンバランスの乱れです。
とくに、40代からはじまる更年期にはこの影響が大きく作用しています。
このほかにも女性の社会進出などに伴う、さまざまな要因が女性の抜け毛や薄毛に関連しています。
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◆ 加齢に伴う機能の衰え ◆ 女性ホルモンバランスの乱れ ◆ 遺伝
◆ ストレス ◆ 食生活の乱れ ◆ 睡眠不足
◆ 不規則な生活習慣 ◆ 過激なダイエット ◆ 間違ったヘアケア方法


■つむじや分け目に薄毛の症状は現れる
つむじまわりの頭頂部などは、毎日鏡の前でヘアセットしても、自分ではあまり見ることができない場所ですよね。ですがこの頭頂部こそ、女性の抜け毛や薄毛の症状が最も現れるところなのです。
手鏡や合わせ鏡などを使って、ぜひチェックしてみてください。
髪のボリュームが少なくなっていたり、以前より頭皮が露出しているようでしたら注意が必要です。
分け目が目立つ場合なども、女性特有の抜け毛や薄毛の心配があります。まだ大丈夫などと放っておかないで、専門医による早めのケアを心掛けてください。
当クリニックの特徴




 




投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

2017.11.22更新

お肌の露出が多い季節には、いつもは洋服で隠れている二の腕や足などのケアにも気を使いますよね。そんな隠れた部位にザラつきなどの肌トラブルは抱えていませんか…


■二の腕や太もものブツブツ・ザラザラ
まだまだ暑い日が続きますね。ノースリーブや素足での外出も多いと思いますが、ご自分の腕や太ももをちょっと見てください!小さな斑点のような赤いブツブツやザラザラはありませんか。実は、このような症状は「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」という病気なのです。
二の腕
全国で約500万人いるといわれる遺伝性の強い疾患で、小児期に発症し思春期に顕在化しますが、痛みやかゆみがあるわけでないので、自覚症状がない方も少なくありません。まれに男性に発症することもありますが、多くは10~30代の女性で、二の腕や太もものほか、背中などに色素沈着のような褐色の点状で現れることもあります。



■赤褐色のブツブツ・ザラザラは治る
「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」は、毛孔(毛穴)の角化症で、毛孔内に角質が重なり合い表皮に盛り上がることで、肌表面がザラザラになります。「それじゃ~、露出の多いファッションや水着、ウエディングドレスが着れない!」なんて嘆かないでください。「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」は治るんです。ドラッグストアで販売されている薬では治りません。多くの病院で処方される尿素入りクリームでも、効果はありません。
脚
当院ではいち早くこの病気を研究し、独自の治療法を確立しております。主体となるのは、オリジナルで開発した「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」専用外用薬(塗り薬)での治療です。副作用がない安全性が確保されており、月1回程度の通院で、自費治療になりますが1~2万円程度で治すことができます。日本全国の患者さんの多くが治癒しており、治療法と合わせて皆さんからの声なども紹介しております。二の腕や太ももの赤いブツブツが気になる方、お悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。






投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

2017.11.21更新

日焼けなどによる夏のお肌のダメージをため込んでいませんか。各種スキンケアなど、外側からのケアも大切ですが、うるおいがあってハリのある美しいお肌は、身体の中からケアしてあげることも重要です。美肌効果・美容効果のある食材で、健康的できれいなお肌をつくりましょう!


■美肌・美容にいい食べ物
○小松菜
小松菜

栄養成分/鉄分・ビタミンA・ビタミンC・カルシウムなど
美肌効果のあるビタミンAやコラーゲンの合成を助けるビタミンCなどを多く含み、100gの摂取で1日に必要な栄養素を満たすといわれるほど栄養豊富。ビタミンAとビタミンCの相乗効果で美肌・美容効果を期待できます。


○ブロッコリー
ブロッコリー

栄養成分/ビタミンA・ビタミンB2・ビタミンC・カリウムなど
ビタミンCがレモンの2倍もあるブロッコリーは、各種ビタミンやミネラルを多く含み、栄養的に優れた食材のひとつ。美容効果が期待できるのに加え、活性酸素を取り除き、体内環境を健康に保つアンチエイジング効果も。


○トマト
トマト

栄養成分/カリウム・ビタミンA・ビタミンC・ビタミンB6など
ビタミンAやビタミンC、ビタミンEの相乗効果により、活性酸素を除去し、血液をサラサラに、新陳代謝も促してイキイキしたお肌をつくります。トマトの赤い色素であるリコピンは、大変強い抗酸化作用をもち、アンチエイジング効果もあります。


○レバー
レバー

栄養成分/タンパク質・ビタミンA・ビタミンB6・鉄分など
レバーは非常に栄養価が高く理想的な食材といえますが、コレステロールが高いのが難点。コレステロールを下げる効果がある食物繊維と一緒にとるのがいいでしょう。鉄分・亜鉛などのミネラル成分に加え、お肌を健康に保つビタミンAはニンジンの10倍といわれています。


○ピーナッツ
ピーナッツ

栄養成分/ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンEなど
細胞の酸化を防ぐビタミンEを豊富に含み、新陳代謝をアップさせて老化予防などに役立つビタミンB群も多く含んでいます。アンチエイジング効果に加えて肌つやをよくすることが期待できる食材です。


○ウナギ
ウナギ

栄養成分/ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・亜鉛など
滋養強壮などに効果があることで知られるウナギですが、各種ビタミンやミネラル類も豊富。ビタミンAは肌のきめ細やかさを整え、ビタミンEはアンチエイジング効果も。コラーゲンも多いので総合的な美肌効果も期待できます。


○アサリ
アサリ

栄養成分/タウリン・マグネシウム・鉄分・ビタミンB2など
アサリの旨み成分であるタウリンは、血中のコレステロールを低下させる働きがあり、赤血球の生成をサポートするビタミンB12を代表に、多くのビタミンやミネラルを含んでいます。


○イカ
イカ

栄養成分/タウリン・亜鉛・ビタミンE・カリウム
たんぱく質はやや少なめですが、その質と吸収のしやすさは牛乳にも匹敵。さらに低脂肪・低カロリーの優れた食材。有害物質を無毒化し排泄するタウリンが豊富で、その量は魚介類トップクラス。


○アボガド
アボガド
栄養成分/カリウム・ビタミンC・食物繊維・ビタミンB2など
森のバターといわれるほど栄養豊富な果物。オレイン酸やリノール酸は血液をサラサラにする働きをもち、お肌にうるおいやハリを与える各種ビタミンやミネラルも豊富。コエンザイムQ10も含有しています。


○ヨーグルト
ヨーグルト

栄養成分/タンパク質・ビタミンA・ビタミンB2・カルシウムなど
健康食の代表格ともいえるヨーグルト。腸内環境を整える乳酸菌は、善玉菌を増やして有害物質を排泄する役割をもち、便秘の解消にも。お肌や粘膜の健康を保つビタミンAなども豊富です。

投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

2017.11.21更新

プールや海などでの日焼けによる肌へのダメージのほか、この季節は旅行やイベントなどと、何かと生活が不規則になりがちです。不規則な生活は、お肌への影響も少なくありません。みずみずしくて、若々しいお肌をキープするための注意点を紹介します。


■お肌をいたわり念入りな保湿
日焼けした肌は、紫外線のダメージを受けて、乾燥しやすい状態になっています。肌は皮脂と角質で守られているのですが、肌のバリア機能である皮脂の分泌が正常に行われず、角質がはがれ、肌が水分を保てない状態なのです。しっかりと水分を補ってあげて、保湿ケアしてあげることが大切です。
保湿

■ビタミン・ミネラルを豊富にバランスのよい食事
この時期は、夏バテなどからの食欲不振、各種イベントなどで外食が続くことも多いのではないでしょうか。これもお肌の老化を早める原因のひとつです。暴飲暴食は厳禁! お酒などはほどほどに、脂肪分や糖分、塩分なども控えめに。不足しがちなビタミンやミネラルなどに配慮し、野菜や果物、海藻類、乳製品などを多めにとることを心掛けましょう。
食事

■熟睡できる睡眠時間をしっかり確保
仕事などの忙しさに加えて、この時期は暑さによる寝苦しさから睡眠不足も招きがちです。省エネなどの意識から、エアコンなどの使用を控える方も少なくありませんが、無理をせず、快適に熟睡できる環境をつくってあげましょう。睡眠時間をしっかり確保することは身体の疲れを回復させるとともに、細胞やホルモンのバランスを整える大切な時間。ホルモンバランスの乱れはお肌へも大きく影響します。


■適度な運動で基礎代謝を上げ健康美肌
暑さによる倦怠感などから、運動をするのも億劫になりがち。スポーツというとハードルが高いかもしれませんが、少し早めに歩く、階段を使う、ストレッチをするなど、日頃から身体を動かす習慣を身に付けておくとよいでしょう。筋力量が低下すると、基礎代謝が下がり脂肪の燃焼効率も下がって、生活習慣病や肌荒れなどを引き起こします。
健康美肌

投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

2017.11.21更新

ノースリーブや素足での外出、プールや海、キャンプなどと、肌を露出したレジャーを楽しむことが多いこの季節。紫外線対策はばっちりですか。日焼けは肌のうるおいや弾力を失わせ、肌の老化を引き起こす、美肌の敵です!


■日焼け・紫外線は美肌の敵!
直射日光などの強い紫外線を浴びると、肌は急速な老化をしてしまいます。これを「光老化」というのですが、この老化を取り戻すのはとっても困難。紫外線の蓄積がシミやシワをつくる原因なので、紫外線をしっかりガードすることが何よりも大切です。

「屋外に出ない!」という選択肢もありますが、これは現実的ではありませんよね。そこで外出するときは、つばの広い帽子や日傘、サングラスなどで、必ず紫外線対策、日焼け対策をすることをおすすめします。
日焼け・紫外線

■UVケアでお肌を守る
日頃から日焼け止めを使っている方も多いと思いますが、これも紫外線対策には有効です。ところで、日焼け止めを選ぶときは何を基準にしていますか。日焼け止めには「SPF」と「PA」という表記があります。

SPFは“Sun Protection Factor”のことで、主に紫外線B波(UV-B)を防ぐ効果を表しています。紫外線B波は肌に赤く炎症を引き起こす作用があり、シミやそばかすの原因に。SPFの数値が高いほうがより効果が高く、例えばSPF30なら、日焼け止めを塗らないときに比べて、30倍日焼けを遅らせる効果があることを示しています。

PAは“Protection Grade of UVA”のことで、主に紫外線A波(UV-A)を防ぐ効果を示しています。紫外線A波は、肌の奥深くにある真皮にまで到達し、コラーゲンやエラスチンなどを破壊し、シミやたるみなどの原因をつくります。PAの効果は+で表され、「PA++++(フォープラス)」が最高ランクで、紫外線を防ぐ効果が極めて高いことを示します。
UVケア
-pickup-
【SPF】紫外線B波(UV-B)を防ぐ効果を表します
数値が高いほど紫外線を防ぐ効果が高く、SPF50が最高ランク(50以上の場合は50+と表記)

【PA】紫外線A波(UV-A)を防ぐ効果を表します
+が多いほど紫外線を防ぐ効果が高く、PA++++が最高ランク

 

■シチュエーション別選択で美肌をキープ
ただ単に、数値の高いものや+が多いものを選べばいいということではありません。紫外線を防ぐ効果が高いということは、それなりに強い成分が含まれているということです。肌の弱い方は、逆に肌トラブルを起こすこともあります。

日常生活の場合ならSPF10/PA+で十分カバーできます。屋外でのスポーツの場合でSPF20~30/PA++。炎天下でのレジャーやマリンスポーツでSPF40~50/PA++++などが目安です。シチュエーションによった、日焼け対策、紫外線対策で、美しい肌をキープしてください。
美肌




 

 

 

投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

2017.11.10更新

ホームページをリニューアルしました。今後ともよろしくお願いします。

投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

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