スキンケアコラム

2017.11.22更新

この頃、髪の毛が薄くなった、頭皮が目立つようになった、生え際が後退したように思うなどのお悩み抱えている方も多いのでは。日本の成人男性の3人に1人は、抜け毛や薄毛、ハゲなど、髪や頭皮に何らかのトラブルを抱えているといわれています。そんな抜け毛や薄毛、ハゲの原因といわれる6大要素を紹介します。
頭

■1.男性ホルモン
男性ホルモンの一種テストステロンは、男らしさをつかさどる「活力の源」ともいえるホルモンです。髭や体毛の成長も促すのですが、毛根(毛乳頭など)に存在する「5αリダクターゼ」と結びつくことでDHT(ジヒドロテストステロン)に変化し、この物質が髪の成長を阻害し、抜け毛や薄毛の原因と考えられています。昨今、耳にすることも多くなったAGA(エージーエー)「男性型脱毛症」の大きな要因のひとつとしても挙げられます。


■2.遺伝
昔から「薄毛やハゲは隔世遺伝する」といわれたりしますが、これもまるっきり嘘でもないことが最近の研究などでわかってきています。男性ホルモン受容体遺伝子(AR gene)が男性ホルモンの一種テストステロンの影響を受けやすいと、抜け毛や薄毛を引き起こしやすいというのです。この遺伝子はX染色体にあるため、母方に薄毛の人がいると遺伝しやすいと考えられています。あくまで抜け毛や薄毛の一因ではありますが、医療機関を受診すれば容易に毛髪のDNA配列の解析を行えるので、原因究明には有効な手段ともいえます。


■3.食事
脂っこいものや糖分、塩分などのとり過ぎは、全身の健康に影響するだけでなく、肌や髪にも影響します。外食ばかりの食生活や暴飲暴食は控えめに、栄養バランスの整った食生活を心掛けましょう! とくに現代人にとって不足しがちなのは、ビタミンやミネラルなど。野菜や果物、海藻類、乳製品などを多めにとって、身体も髪も健やかに保ってください。また、喫煙は血管を収縮させ髪や頭皮への血行を悪くするので、注意が必要です。
食事

■4.ストレス
人間関係や仕事関連など、何かと付きまとうストレスですが、過度なストレスは髪や頭皮などにも悪影響。髪や頭皮には、毛細血管を伝わって栄養分が運ばれているのですが、ストレスを受けると毛細血管は収縮してしまい、十分な栄養分を届けることができなくなってしまいます。血行が悪くなることで、正常な髪の成長も妨げられてしまうのです。ストレスはひとりで抱え込み過ぎず、心や身体に余裕をもった生活を心掛けましょう。


■5.睡眠
睡眠は健康的な身体を維持するためにも重要ですが、髪のダメージは就寝中に修復され、成長も促すともいわれています。そのゴールデンタイムが22時~翌2時まで。一般的な生活を送っているうえでは、それほど敏感にならなくてもいいと思いますが、1日の生活リズムを整えて、熟睡できる環境をつくりましょう。
睡眠

■6.髪・頭皮のケア
毎日のシャンプーは当たり前ですよね !! もし怠っているようなら、皮脂などの汚れが毛穴に詰まり頭皮や髪の健康は損なわれてしまいます。毎日、洗っているからと安心してはいけません。整髪料などはキレイに洗い流されていますか? 力一杯洗ったり、爪を立てて洗うことも頭皮を傷つけてしまうのでNG。シャンプーやトリートメントが残らないように「よくすすぐ」ことも大切です。


投稿者: 医療法人青青会 三愛クリニック

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